集中告知

夏になると、地域のお祭りやロックフェスなど、何かしらの催し事が増えてきます。毎年恒例のものもあれば、その年限定のものもありまあすが、どちらの場合も、いかにしてそのイベントの認知を形成するかで頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

このご時世にホームページが無いもののほうが珍しくなってきましたが、その力の入れ具合は千差万別です。興味をかきたてるようなダイナミックな表現が駆使されているものもあれば、地域の広報ページのような地味な掲出だけのものもあり、様々です。もっとしっかり告知できれば盛り上がるのに、と思うようなイベントもまだまだ存在しています。

インターネット集客にかけられる予算も限られる中で、どのようにホームページや告知ページを考えていくべきか。いくつかのポイントで整理してみましょう。

Point.1 ページ1枚で完結させる

よほどの大規模なイベントでない限り、基本的には1枚のページで完結させるべきです。盛り込みたい情報が多い場合、とても長いページになりえますが、コストをおさえる意味でも、ページの更新を容易にする意味でも、基本的には1ページをおすすめします。メンテナンスも楽ですし、作るコストも抑えることができます。

とはいえ、長いページで移動がしにくくては意味がありませんので、ページ内を簡単に移動できるナビはもうけ、自由自在にセクション間を移動できるようにしましょう。

また、当然のことながらスマートフォンでのみやすさは重視すべきです。画像表現や動画表現をふんだんに使うのは良いのですが、ともするとスマートフォンで一部が見切れてしまったり、過剰に小さくなってしまったりすることがあります。イベントのターゲット層を考慮し、スマートフォン優先でいくのか、パソコン優先でいくのかを定義し、より多くのユーザーに訴えられるデザインを構築してください。

Point.2 お知らせはソーシャルメディアで

イベントの開催が近づくにつれて、色々なお知らせを発信することがあると思います。そういった鮮度のある情報はFacebookやX(旧Twitter)、Instagramなどのソーシャルメディアでの発信を行いましょう。

お知らせ機能を内部に持たないことで、ホームページ自体が身軽になりコスト削減につながると同時に、ソーシャルメディアで共有されやすくなるなどいいことづくめです。ソーシャルメディアは投稿も容易なことが多く、スタッフの負担が軽減されるのも見逃せません。さらに余裕があれば、ソーシャルメディア上でのメンションにも、積極的にコメントしたりするのも良いでしょう。スタッフの負担は増えますが、そこからのさらなる拡がりが期待できます。

ホームページや告知ページではお知らせを自動的に読みこんで表示すると共に、各ソーシャルメディアへの導線をひいて、イベントがより多くの口コミをうみだすように配慮しましょう。各ソーシャルメディア上で見栄えのする表示になるように、OGP系の設定は忘れないように行なってください。

Point.3 仕掛けを組み込む

いくら予算がないからといって、紙のチラシを掲載しているだけのホームページでは悲しすぎます。また、そこまでいかないまでも、内容は紙と全く一緒というのもおもしろくありません。

ホームページは更新しやすい媒体です。そして、スマートフォン等から、いつでもアクセスできる媒体でもあります。イベントに向けた盛り上がりを演出する意味でも、ホームページにくることが得になる、楽しいといった仕掛けを組み込んでみてください。

単純な割引きでもかまいませんし、ちょっとした秘密の仕掛けでもかまいません。事前のクイズや当日持参するといいことがある何かしらのクーポンでも良いでしょう。カウントダウンにあわせてコンテンツを小出しにしていくのも良いかもしれません。お祭りやイベントならではのメッセージをそこに組み込むことができないか、検討してみてください。

できる範囲で全力で

お祭りやフェスティバルは、多数のボランティアに支えられている性格のものも多く、予算が少ない中でどのように創意工夫するかが問われます。かといって、それは手を抜いていいことを意味しません。

限られた条件の中でもできることは無数にあるはずです。知恵で予算を補い、インターネット集客の面でイベントを成功に導けないか、模索してみてください。

開発スタッフのコメント
常設のイベントではなく、1年に1回の単発のイベントであることも多いがゆえに、なかなかインターネット集客に対する予算までつかないことが多いかもしれません。ただ、毎年開催するものであれば、何年もベースを使えることと、長期的なIT資産となるため、費用対効果はそこまで悪くありません。ソーシャルメディアでの拡散も含めて、しっかりと作り込んだホームページは強い集客力を持ちますので、予算の増額や配分見直しで、より積極的に取り組むことをおすすめします。