劇場/シアターのホームページ制作及び上演内容管理システム構築

System

新しい才能発掘の場

今でこそその数はかなり減ってしまいましたが、小劇場や、シアターが街の中に隠れるように存在しています。こうした劇場では知名度はまだあまりない劇団がパフォーマンスを行っており、新しい才能を応援したい人たちで賑わっています。

こうした中から全国区の知名度を獲得していくのはごくごく限られた劇団、俳優だけですが、夢あふれるこの場所には独特の雰囲気が溢れています。

今回のテーマは、こうした劇場やシアターのホームページ制作や上演内容を管理するシステム構築についてです。どういったポイントに気をつければ、運営側の経営改善に直結するものができあがるのか整理してみましょう。

Point.1 申し込み管理・決済システムも統合

劇場での演目の場合、本当に小規模であれば手渡しによるチケット販売、多少規模があればチケット販売サービスサイトに登録してそこで決済管理をする場合が多いと思います。手渡し管理をせざるを得ないようなインディーズたちのために、劇場側のシステムで申し込み管理や決済までを行える環境を用意してあげましょう。

インターネットで告知する際の受け手となるページも編集できるようにしておき、演目の内容やスケジュール、さらには席種に応じた代金収集も事前に行えるようにしておきます。チケットは郵送か、当日注文番号をもとに引き替えといったオペレーションにしておけば、シンプルかつ十分な対応になると思います。

こういったシステムが使えるとなると、他の劇場ではなく、ここで開催する強い理由になります。集客やチケット管理は非常に骨の折れる作業です。こうした作業を軽減化し、演劇自体に集中できる環境を作ってあげることで演じる内容のレベルがあがってお客さんも増えるという好循環を作ることができるのではないでしょうか。

Point.2 演目内容の露出は最大に

劇場の運営だけにフォーカスするのであれば、簡単な開催スケジュールだけをホームページに載せておくのがもっとも楽な方法だと思います。それはそれで一つの考え方なので批判はしませんが、元々は新しい才能を発掘する場という使命があることを考えると、もう少し踏み込んだ対応をしたいところです。

劇場スタッフブログのような場をもうけ、上演される内容について、第三者的な批評を書き綴ります。可能であれば練習風景やリハーサル風景なども掲載し、少しずつできあがっていく様子をライブ感覚で情報発信できると最高です。

演目の説明ページは別で存在しますが、そのページはどちらかというと演じる側の説明で埋め尽くされることがほとんどです。違った視点の情報を掲載することでより多くの人に興味を持ってもらえる可能性が高まります。こうした「フィーチャーしてくれること」も、演じる側からすると、その劇場で開催する理由になってきます。

面倒なことや独自の価値を

個人的には、劇場側があぐらをくんでいれば良かった時代は終わったと思っています。劇場自体の数が減ったとはいえど、「ここで開催する理由」を強化していかなければじりじりと貧していくのではないでしょうか。

劇団側の事情をくみ取り、面倒なことを楽にしてあげたり、この劇場しかしてくれないようなサービスを充実させていくことがまず第一に行うべきことだと思います。その効果を高めるツールとしてホームページをはじめとしたITツールは非常に有効だと思います。21世紀型の劇場経営モデルを目指して、一度検討してみて下さい。

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