ビジネスホテル宿泊予約サイトのシステム構築

System

出張の頼もしい味方

出張となると、よほどの地位や会社でない限り、ビジネスホテルに宿泊することが一般的だと思います。日本中に存在し、チェーン展開しているホテルから地域密着のホテルまで様々です。

ただ、どこのホテルもインターネットへの対応を当たり前のように迫られています。自社サイトに加えて旅行系サイトやホテル検索サイトへの登録も含めると、ほとんどのホテルがインターネットへの対応を行いはじめているのではないでしょうか。

今回のテーマは、こうしたビジネスホテルの宿泊予約サイトを自前で構築する場合のシステムについてです。独自に作るからこその柔軟性を活かしてどういった機能を実装できるのか、いくつかのポイントで整理してみましょう。

Point.1 予約部分とスタッフ編集部分のハイブリッド構造

ビジネスホテルの宿泊予約サイトで重要になるのは言うまでもなく予約申し込みの部分です。この部分が顧客情報を管理するところであり、セキュリティ面の対策はもちろん、システム運用管理を慎重に行わないといけない部分です。

一方で、宿泊予約ができるだけのサイトではホテルの良さをアピールをすることはできません。潜在顧客にアピールするための情報発信やスタッフブログなどのコンテンツを整備していく必要があります。

予約申し込みとその裏側でスタッフが利用する管理システムを構築すると共に、スタッフが編集可能な部分も構築します。コストを抑えるのであれば宿泊予約に関わる部分は独自システムを構築し、表側の情報発信の部分はWordpressのようなCMS(コンテンツマネジメントシステム)を利用するのが良いでしょう。

システム部分の保守は開発業者に任せ、情報発信の部分は可能な限りスタッフでメンテナンスしていく体制にしていくことで、大事なところはしっかり守りながら、コストを抑えた運用が可能になります。

Point.2 自社サイト経由の申し込みを優遇

これはホテルの運営方針にもよりますが、自社サイト経由の申し込みは積極的に優遇すべきです。他の媒体に掲載しているプランと同じものの価格を下げるのも一考ですし、それが難しければ自社サイト独自のプランを設定するのも有効です。

自社サイト経由ということは自社サイトに会員登録をしてもらえることを意味するので、その後の販売促進やロイヤリティ形成の自由度が格段に向上します。中長期で考えたときにボディブローのようにきいてくる施策になりえます。

自社サイトを構築し宿泊予約を行える体制を構築するのであれば、是非積極的に自社サイトへの囲い込みを推進してみて下さい。

Point.3 自社サイト会員には簡易チェックインを提供

多くのビジネスホテルでは、予約をしていても当日チェックインの際に書面への記入を求められます。「これは申込時に入力したよ・・」と思いながら、今この瞬間も誰かが記入していることと思います。

自社サイト会員は事前に個人情報を登録してもらうことができるので、当日ホテルでのチェックインを大幅に簡略化することができます。もちろん支払い等の対応はチェックイン又はチェックアウト時に必要ですが、記入作業といった最も時間がかかり利用者のストレスになる作業を省略することができます。

自社サイトのメリットは柔軟な設計ができることです。無駄は徹底的に省き、利用者が心地よく利用できるシステムを目指しましょう。

リピート率が高いだけにチャンスは膨大

ビジネスホテル業界は、リピート率が高い業界でもあります。もちろん、目的地に近い場合やそのホテルしかない場合などの立地による部分も大きいですが、コストパフォーマンスの高いサービスを提供していると自ずからリピーターが増えていくものです。

こうしたリピーターを確実に蓄積し、どんどんと還元していくためにも独自システムは有効です。攻めるための一つの選択肢として、是非検討してみて下さい。

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