体制一新と攻めのCI

CIを活用した体制一新

「このタイミングでCIを一新し、攻めていきたい」というご相談をいただいたのは、兵庫県川西市に本社のある二代目社長から。廃棄物処理業という業界柄、長くCIという概念すらなかったそうですが、ご自身への代替わりを機に明確なビジョンと明確なCIに基づいて経営を進めていきたいという確固たる意志をお持ちでした。数回の打ち合わせ・ヒアリングを通じて当社の進め方や哲学に共感いただき、ロゴの制作から印刷物、そしてWEBへと、段階的にCIを一新することで、CIプロデュース契約がスタートしました。

ビジョンを深掘りし、物語を紡ぐ

CIプロデュースにあたり、最初に着手したのは、ビジョンの明確化でした。会社が何のために存在し何を目指すのか、この質問に明確な回答を持ち合わせている企業はそう多くはありません。ヒアリングを通じた深堀りと、熟考を重ねることで「ロゴやCI全体で表現すべきもの」すなわち、「物語」が明確になってきました。さらにこのプロセスで明確になった物語を誰にでも理解できる概念図へ落とし込むことで、ビジョンの形骸化を防ぐ配慮も重要です。

全てのデザイン制作物へ横展開

全ての根本になるビジョン概念図とロゴが決定した後は、名刺や封筒、その他印刷物への展開と、WEBサイトのリニューアルを行いました。共通のビジュアルイメージをうまく調整しながら、デザインを決定していきます。日々使用する印刷物はコスト管理も重要になってきます。質と価格の両面から最適な印刷会社の決定と手配もあわせて行います。

WEBサイトリニューアルでは、キービジュアルにロゴと共通性のある画像を採用し、統一感を担保。ページ内には積極的に画像やイラストを採用し、企業理解を促進する工夫を施しています。また、日々の更新を簡単に行っていただけるよう、WordPressというCMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入し、専任のWEB担当者を置かずとも運用が行える体制を構築しています。

外部デザイン部門として、選択と集中にも貢献

CIプロデュースの完了後も、日々の運用レベルを超える修正が発生した際の対応や、サーバー運用やメールアドレスの発行といったシステム管理、各種印刷物の手配等、本来であれば企業内デザイン部門が行うべき作業をアウトソースとして請け負っています。小規模~中規模の企業ではなかなか業務量が専任社員を雇うほどではないデザイン業務を請け負うことで、本業への集中を図っていただいています。