レストラン/飲食店の順番待ち/予約管理システム構築

System

1人も逃さない集客手段

飲食店の宿命に、特定の時間に来店客が集中するというものがあります。ランチやディナー等、お腹が空く時間は多くの人にとって共通だけに、店のキャパシティが追いつかずに機会損失になってしまっていることも多いのではないでしょうか。

店先に椅子を置いたり、名前を書いてもらったりという努力も重要ですが、順番待ちの仕組みをシステム化してしまうことで状況が改善する場合があります。こうしたシステムは導入されても使われないパターンも多くありますが、どういったポイントに気をつけて構築すれば、現場で役立つシステムが開発できるのか、さっそく整理してみましょう。

Point.1 特定URLで状況確認を可能に

チェーン店や、ショッピングモール内の飲食店を中心に、順番待ちの端末を見かけることが増えました。ただ、結局は紙の番号が印字されるだけで、名前を紙に書くか、ボタンを押すかだけの違いしかないところがほとんどです。

順番がきたことを通知するには電話番号やメールアドレスを取得する必要がありますが、並ぶためだけにそのような情報を提供してくれる人は稀でしょう。それよりも、登録無しに、特定の番号の順番処理状況を常に閲覧可能にするほうが現実的です。

店頭に設置したタブレットやPCで該当の待ち受け画面を表示し、印字される順番待ちカードに現在の待ち状況が案内されているページのURLやQRコードを記載するようにしましょう。スマートフォンを誰もが持っている時代になったので、気になる人は手元からチェックし、「もうすぐだ」ということで店先に戻ってきてくれる可能性が高まります。

Point.2 呼び出し端末の配布

スマート家電の流行により、IoTという分野が盛り上がってきました。その流れで、通信機能を持ったちょっとした端末を作るコストが下がってきています。

順番待ち登録をしたけれど結局こない顧客を囲い込むために、呼び出し端末の配布を検討しましょう。コストはかかりますが、端末を渡されることにより、「登録はしたけど結局こない」ことへの心理的抵抗が高まり、確実に再来店を促すことができます。

端末は順番が近づくと何かしらの呼び出しができる機能をもうけ、その呼び出し操作をシステム側が自動的に行うようにすれば、現場スタッフの負担も軽減されます。もちろん、端末の持ち逃げ等、違うリスクが高まりますが、一定範囲外から遠ざかるとアラームが鳴るなど、機能設計でリスク軽減は可能です。

Point.3 無線LANと電源のみで利用可能に

店先は人通りも多く、大きな端末や配線は設置できない場合がほとんどです。そこで、汎用的なタブレット端末でインターネット環境さえあれば利用できるように、クラウドベースのシステムにしましょう。

どのようなタブレットでも使えるようにすることで導入コストが下がりますし、代替機を確保しやすくなるため、故障による業務停滞を防止することができます。混雑時にはスタッフがタブレットを持ちながら店先で悩んでいる人に声がけすることで、他の店に客が流れるのを防止するようなアクションを起こすことも可能になります。

小さく、小さく最適化もお勧め

順番待ちシステムというと大規模チェーンや大規模な施設全体での導入ばかりが取りざたされますが、個人店や小規模チェーンでも十分な活用領域があると思います。その場合は顧客管理や予約管理機能を追加し、店舗管理業務を一連の流れでシームレスに管理してしまう方向性に開発することで、より少人数でより精度高く、よりスピーディーな店舗運営が可能になる場合があります。

いずれにしてもお店のキャパシティは、店を大きくするか、無理矢理椅子を増やすかしない限り増えません。その中で回転数を高めるためには来店客を一人でも多く逃さないことが肝要です。そのためにできることの一つとして、順番待ちシステムの導入を、是非検討してみて下さい。

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